世界を創るのは、一人の想いから

思想/哲学

世界を創るのは、一人の想いから

この現実世界を創っているのは、私たち人間の 意思の力です。
私たちの心からの想いが、宇宙生命に呼応した瞬間、新しい未来は生まれています。

だから、何かの悩みを乗り越えようとしていたり、夢を叶えたいと思っていた時に、
目に見える現実の情報だけで判断して、
「もう無理だ」「こんなことできるわけがない」と諦めてしまったら、
可能性のあるものまで、自分で可能性を潰してしまうことになってしまいます。

人の意思が 未来を創る・・・!
そうはいっても、努力も何もせず、何でも思い通りになるわけではありません。

世界は、一人の意思で生まれるわけではなく、
全ての人の縁が織りなすように創られていきます。

そうであるならば、意思の弱い人にしたら、
あたかも運命が決まっているかのように、
まるで海の潮に流され、漂流しているように、進んでいくだけになるかと思います。

これは、個人の問題だけではありません。
社会全体についても同じこと。
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社会規模の問題になると、
「個人の力では何も変わらない」と思う傾向性が強くなって当然です。
だから、社会を変えるのは、現実的には難しいのだと思います。

それでも、人の意思が 世界を創っているという真理を理解したら、
人の想いが、社会という環境すらも動かすことを、信じられるようになるはずです。

例えれば、人間の体は、無数の細胞でできています。
細胞には、それぞれ違った役割があります。

健康な人でも、毎日たくさんのガン細胞が生まれます。

それを免疫細胞がやっつけていくから、ガンという病気にならないのです。

言うまでもなく、免疫力が落ちてしまったら、ガンになりやすいことがわかりますね。

人の社会も、似ているところがあります。
普通の庶民には、それぞれ役割があり、生き方も、生きるステージも違います。
そして普通の 一人が、大きな社会悪を 退治することなど、まずできません。

では、社会問題が起きた時、
民衆の想いを一つにして、皆が動いていけば 社会は変えていけるのか?
確かに理想の形ですが、現実には そう簡単にできることではありません。


歴史を学べばわかりますが、
世界を大きく動かす力は、一人の人から始まっています。
ある一人の意思に、周りの人が次第に呼応していくかのように、
民衆の心は一つになり、時代を動かす大きな潮流ができていくのです。

きっと、歴史を動かす「旗を掲げる」使命の人というのもいるのでしょう。

人間の身体の例えに戻れば、
免疫力を高める為には、いわゆる普通の細胞たちが元気になることが大切です。
免疫には免疫の役割があり、万能ではありません。

同じように、世界を動かす一人を生み出すためには、
私たち一人ひとりの想いが大切なのではないでしょうか?

現実的に、一人の力は小さいのは当然のこと。
無力さを感じて、諦めの気持ちを起こすのではなく、
人間の心の持つ、無限の可能性を信じて、
今、自分にできることを、精一杯していくことです。

私たちが、どんな状況下であっても、まず元気になることですね。
今は地の時代から、風の時代の転換期。


古い時代の悪しき慣習が破壊され、新しい潮流が生まれるエネルギーが流れています。



人類全体が、過去世からの共業を超えて、
大きな転換を迎え、新しい時代の流れを産むはずの時なのです。


宇宙生命もまた、私たちの心の声に耳を傾け、
全力で応援してくれているに、違いありません。