生命の個性を活かした使命の道
風の時代は 個性の時代。
周りのルールに合わせて、誰でもできることを、何でもできるように求められていた 地の時代は終わりました。
これからの風の時代は、苦手なことがあってもいい。その代わりに、自分にしかできない、自分だけの 何かを見つけていくことが大切です。
風の時代は、子供達だけの時代ではありません。
私たち大人も、これから新しい時代を生きていくのですから。
さて、誰にでも 個性があります。
個性は人様々ですが、多くの場合、環境によって左右されます。
これまでの人生、今まで培ってきた経験、そして他者との出会い・・・
それらが「今の自分」という個性を形成しています。
誰にでも「好き」なものはあると思いますが、
やはり周りの環境によって、好きになるものも変わってくるでしょう。
時には、本来はさほど好きでないものでも、好きな人と一緒にできるという喜びで、好きになることもあるかもしれません。
個人のパーソナリティという、意識の上に築かれた特性は、自分で自覚することも容易です。
しかし人間には、その生命に宿した、過去世から引き継いでいる、生命の個性というものもあります。
生命の個性とは、言い換えれば、自分がこの世界に生まれてきた、自分だけの役割と言ってもよいかもしれません。
全体の生命である宇宙生命に、変化を与える役割として、自分だけに与えられた、自分の使命です。
それは幾代もの過去世で、追い求めてきた自分像かもしれません。
ある過去世において、叶えられなかった夢かもしれません。
そして今度こそ、今の人生で達成するべき、自分の証なのだと思います。
だから、その使命の道に進めた時、
心の底から湧き上がるような大感情が、自分にとって進むべき道なのだと、教えてくれるのでしょう。。
その道を歩いていると、大歓喜に包まれ、何にも変えられないほどの喜びに包まれるのです。
この生命の個性は、人生の困難を一歩一歩乗り越え、自分らしく生きていく人は、自然に見つけることができるのかもしれません。
しかし大抵の場合、目の前の様々な欲望や、心に潜む煩悩により、
道を誤ったまま、真実を見抜けることなく、人生を終えてしまう人も 多いのではないかと思います。
そういう意味では、知識や情報として、自身の生命の個性を知ることは有益なことでしょう。
例えば、自分が生まれた時のホロスコープチャートには、過去世から引き継いでいる、自身の情報が秘められています。
ここから、自分だけの生命の個性を、この人生の使命を読み解くことが可能です。
きっと宇宙生命は、人間の目には見えない 心の内を、目に見える 夜空の星々に 映し出してくれているのでしょう。
さて、多くの人は、自分の仕事を選ぶ時、「何をするか」という手段から選びがちです。
「どうすれば稼げるか」という前提のもと、手段を決めることが多いでしょう。
そして成功する近道は、成功している人のやり方を真似ること。
市場が求めているニーズをキャッチし、そのニーズにあったものを提供すること。
こう言葉にしてみれば、自分主体でない手段を選ぶ場合が多いであろうということが見えてきます。
確かにこれでお金は稼げるのかもしれません。
でもきっと何か大切なものを、見失っていることに気がつく時が来るのではと思います。
人生の最終章になった時、自分が生きてきた証を何も残せていない・・・
つまり、自身の使命を達成できないばかりか、その道を進まないままに、人生を終えてしまう人も、少なくないのだと思います。
生命の使命に生きる人は、人生のどこかで、自分の個性を、自分の「好き」を 追求するはず。
どんな人にも、自分にしかできない、自分だけの道というものがあるはずです。
これこそが、生命の個性から生まれる、使命の道です。
自分にしかできない何かを見つけた人は、その道を追求して欲しいです。
それを達成する為の、手段や方法は、後からついてくると思います。
手段などは、状況に合わせて、変えていけばいいのです。
その道が、自分にとっての正解かどうかは、
自分の心が教えてくれます。
言葉では表現できないような、深い大感情が湧き起こってくるはずなので。
そして、その道を進む先に、
自分と同じ道を 並んで歩いている人が 現れるはず。
これこそが、生命のパートナーです。過去世からのソウルメイトです。
同じひとつの使命の道を、立場を変え、役割を変え、
幾代もの人生を、共に転生し続けている、生命の同志。
生命の使命に、ゴールはないと言いました。
なぜなら、自分の使命は、パートナーに引き継がれるからです。
そしてきっと、時を越え、その道の先を、共に進む時が来るのです。
生命のパートナーは、すぐ近くにいるはずです。
しかし、自分の道にさえ気がつかなければ、パートナーの存在にすら気がつけないかもしれません。
風の時代は、個性の時代。
自分の個性を追求し、新しい道を開く時代。
風の時代を生きていく私たちには、何か大切な、自分だけの使命があるはずです。