家族の境涯、一人が変われば皆が変わる

多元宇宙統合生命論

家族の境涯、一人が変われば皆が変わる

人は 誰でも、家族は 大切に思っているはず。

初めて家庭ができた時・・・

愛しい子供が生まれた時、

誰もが 家族を一生守っていこうと 誓うと思います。

しかし、六道を 輪廻しているかのように、自分の境涯が低ければ・・・


いつしか、家族を大切にしているつもりと思っていても、
実際は「自分の為に家族を大切にする」というように、自分中心になってしまいがちです。

常に生活を共にする家族は、
自然と、同じような境涯になってくるもの。

もし、自分の心地良さを求め、家族に依存したり、自分のスタイルに合わせようとしてしまったら、
他の家族も同じ態度になりがちです。

結果として衝突が増えたり、根本的なところでのすれ違いが生まれてしまうでしょう。

こうした負の状況を改善する為には、
自分の人間性を磨き、境涯をあげていくしかないと思います。

「他者の為に生きる心」を育てていくことで、
心から、家族の幸せを願えるようになるに違いありません。


今の人生で、深い縁がある人は、
幾代もの過去世を共にしており、同じ共業を負っています。

家族などは、立場は違っても、何か共通した、業の試練を乗り越えていく為に、
今世で再び巡りあっているのです。

宇宙生命を広大な海に例えた場合、私たち人間は、波のような存在。
波は海そのもの、海の働きについた名前でしかありません。
つまり人間は、宇宙生命の働きとして、変化を起こしながら、成長していく役割があるのです。

この例えで言えば、家族などの身近な人は、同じ一粒の「波飛沫」の存在です。
波のように、幾代もの人生で、出会いと別れを繰り返し、
何かの使命を共に叶える為に、また出会っているのです。

だから、今世でその使命に気がつかない場合は、
未来世で、もっとハードな試練を受ける為に、また出会うのでしょう。

家族とは、親子とは、
同じ宇宙生命の中でも、極めて近い、まさに自分の分身のような存在。

家族に何かを求めなくても、
自分の境涯を高めて、心を磨いていけば、
自然と、他の家族の人たちの境涯も 上がっていくはずです。

現実的には 個々に別のステージで頑張っていたとしても、
宇宙生命は、その個人に合わせたレッスンを与えてくれるのだと思います。
結果として、家族みんなが、境涯を高めていけるはず。

このようにして、一人が変われば、大切な人たちの生命も変わっていくのでしょう。