地球という現実の豊かさを五感で感じる

タロット-生命の物語

地球という現実の豊かさを五感で感じる

大自然の中・・
地にしっかりと足をつけ、
五感をフルに使って、全身で生きている喜びを感じる・・・

宇宙生命から、個の生命を与えられ、人間として生まれてきた私たちの目的は、
この地球という現実世界の中で、幸福を掴むこと。

人生における様々な試練や悩みも、すべてはそれを乗り越えることで、
より豊かな心で、より素晴らしい幸せを築く為なのです。

私たちは、この美しい地球という大地に生まれてきました。
このこと自体が、私たちに与えられた、幸福というボーナスステージでもあるのでしょう。

心理学においては、人間には、
宇宙生命に還ろうとする、帰属的欲求と、
個の人間として独立しようとする、分離的欲求があるとされます。

人間として生まれた意味を思索したり、この世界の真実への関心が高まったり、
自らの精神性を高めたいと思う心は、帰属的欲求の現れです。

一方では、個人としての欲を追求する心は、分離的欲求の現れであります。

人間は誰しも、様々な欲望に包まれています。
モノを所有することに価値を感じる生き方は、まさに人間の特徴です。

そして、欲がある故に、心が汚れ、
これこそが不幸の原因であるとし、欲を断とうとしていた思想もありました。

近年の 精神世界を第一とするスピリチュアル的な思想にも、これに近いものがおおいようです。

まさに今起こっている、地の時代から風の時代への移行も、
物質的な価値から、精神的な価値への時代的な変革の流れであると言えます。

中には極端に、モノへの執着を捨てるべきとの主張もあるようです。

確かに、行き過ぎた傾向は、負の側面も強調されてしまいます。

人間の欲が、様々な不幸の原因になっているのは間違えないのかもしれません。
しかし、欲があるからこそ、一箇所にとどまらず、新たなステージに進んでいくことにも繋がるはず。

現実世界を生きる私たちの目には、好ましくない状況、いわゆる不幸と映ることが、
生命の成長のために必要なことだってあるはずです。

結局は、帰属的欲求が尊く、分離的な欲求が悪いということはなく、
すべては調和だと思うのです。

精神性を求める生き方だけが素晴らしいということはなく、
現実の世界を、より快適で便利に、より生きやすく発展させていくことも大切です。

もちろん、個人差があります。

例えば、過去世において、精神的な世界に 過剰に入り込みてしまった人の 生命は、
人としての正常な心を壊しているはずです。
このような方は、今の人生において、緑豊かな大地で、生命を癒すことにより、
偏り過ぎた心を、元に戻すかのように整える必要があるのです。

過去世において、生きるために必要なモノにも 恵まれないような体験をした生命は、
たくさんのモノに囲まれて、安心感を取り戻す必要があるはずです。

宇宙生命と同一の私、そして現実世界を生きる私、
そのどちらも私であり、どちらが正しく、どちらが間違えであるということではないのです。

さて、人間の死後の世界は、宇宙生命に溶け込むように一体化すると考えられます。
もちろん、人間としての五感などの意識はなくなるはず。
天国と呼ばれているように、楽しく遊んでいられるような世界があるわけではないと思われます。

だからこそ、人間としての身体を持ち、
五感を満たして、全身で楽しめる、この地球という現実世界に生まれてきていることこそが、
私たちに与えられた、最大のボーナスステージです。

この最高の幸福を、十分に楽しめる人生にしていきたいですね。

THE EMPRESS.【女帝】

タロットの女帝は、とても豊かで幸せそうなカードです。
目の前の現実世界を、五感で楽しむことができることを示唆しています。

愛に満ち溢れるという意味もありますが、心の中に愛が育つというより、
現実的な形として現れるのが特徴です。
恋愛や結婚の対象となる相手が現れたり、赤ちゃんをやどしたり、生まれるなど、
目に見える現実の喜びとして現れる時に 出てくるカードですね。

女帝の逆位置であっても、幸福を示していることには変わりありません。
ただし、目の前の現実の幸せばかりに 目が行き過ぎていて、精神性など 目に見えない要素に目が向いていないときにも現れるので、
「現実しか目に入っていませんよ」!「本質が見えなくなってきていますよ」みたいな 警告として受け取ると 読みやすいでしょう。