免疫とソマチッドの因果関係

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免疫とソマチッドの因果関係

私たち 人間の体は、約37兆個の細胞でできています。
地球に生きている人間には、年齢・性別、人種の違いや、様々な個性・役割の違いがあるように、
細胞も、各々が異なった役割を果たすことで、健康を維持しています。

人間の中にも、周りに害を与える人がいるように、細胞にも健康を害するものが存在します。
例えば健康な人でも、1日に約5000個の癌細胞が生まれていると言われています。

それを「免疫細胞」が、やっつけているので、健康が維持されているだけなのです。
もちろん、免疫が低下してしまえば、病気に 負けてしまう原因に なりますね。

それでは、免疫力を上げる為には、何をどうすれば良いのでしょうか?
基本は、毎日の生活を正していくことが大切です。

まずは、食生活を正すこと。
適度な運動をすること。
ほどよく日光を浴びること。
新鮮な空気を吸うこと。
楽しく会話をし、よく笑うこと。
体内に溜まった毒を出すこと。

などが挙げられます。
何も難しいことはありません。日頃から健全な日常を心がけることが大切だと分かりますね。

ところが、ここ数年間のコロナ禍において、
家に閉じ篭もることを余儀なくされ、
運動不足、日光不足、マスク生活による呼吸不足、
友人との交流も減り、ストレスはとにかく溜まりまくりました。

誰もが免疫力を落とさざるを得ない生活を余儀なくされたのです。
そのツケが、そろそろ出てきて当然ですね。

最近、健康を害する人が 増えているように感じませんか?
免疫力が落ちているので、以前は平気だった条件でも、体調を壊して当然なのです。

さて、健康には、「免疫」が大きく影響することがわかりました。

一般的にはあまり知られていませんが、どうすれば免疫が上がるのか、下がるのか、
今の自分の免疫がどういう状態なのかを、客観的に知る方法があります。

人間の血液中には、ソマチッドという 微小生命体が存在します。

ソマチッドは、フランスの生物学者、ガストン・ネサーンが、19世紀に、独自の顕微鏡を開発して発見。
全ての動物、植物、石などの無機物の中にも存在し、どんな悪環境でも死滅することのない、まさに不死の生命体といわれています。

現代科学においては、「生物」の定義が 「DNA=遺伝子情報」を持つこととされており、
ソマチッドにはDNAが存在しない為、科学的には生物と認められておりません。

しかしソマチッドに遺伝情報があることは観察結果として確認されていることから、
DNAが生まれる前の 元となるもの、もしかしたら 地球誕生前からの、全ての生物の元であるかもしれないと考えられています。

ソマチッドの一番の特徴は、
人間の免疫が正常な場合は、3つの形状に変化するのですが、
周りの環境が悪化したり、免疫に異常がある場合は、16段階のパターンに形を変えてしまうということ。

実際に、血液を観察することで、血液中のソマチッドの形状を観察できます。
これは、人間の健康状態と、ソマチッドの状態の 「因果関係」がわかるということを意味します。

ソマチッドの発見者である ガストン・ネサーンは、
病気になるから、ソマチッドが変化するのではなく、
免疫が崩れるから、ソマチッドが変化、結果として病気になるという因果関係を掴んだといいます。

ポイントは「免疫」の状態です。

さらにガストン・ネサーンは、
同じ病状の人が、同じ治療を行なっても、結果は異なってくるという点に注目し、
どのような条件で体内のソマチッドが活性化するか、
つまりソマチッドを観察することにより、免疫を高める4つの要因を見つけ、主張していました。

①フィジカル=身体的・物質的な要因
②エモーショナル=感情的な要因
③インテレクチュアル=知性的・理知的な要因
④スピリチュアル=精神的・目に見えない領域の要因

この4つの要因をバランスよく整えることで、免疫力がアップする、すなわち健康を維持できるということです。

健康な人は、日常からこれらの条件を心掛けていくのが大切でしょう。
病気の方は、病気を治すためには、これらのバランスが大切だと捉えることができます。

では、具体的に四つの条件を見ていきましょう。

①フィジカル=身体的・物質的な要因

現代の西洋医学では、フィジカルな要因しか扱わない場合がほとんどです。
だから、精神的な原因がある場合などは、原因不明となる病気も数多くあり、
あくまで、今ある症状を抑えることを目的とした「対処療法」しか行わないのです。

そして、物質的な原因を取り除くためには、免疫を犠牲にすることは仕方ないと捉えます。

②エモーショナル=感情的な要因

医者によっては、患者に厳しい発言をしたり、不安にさせるなど、感情を乱すことがあるようです。
今では患者のメンタルケアを大切にする病院も増えてきましたが、メンタルが免疫や病状に影響しているのは明白なので、これからの 医療の課題ともいえるでしょう。

薬の代わりに、ただの水を飲んだだけでも、心が落ち着いて症状が改善するような例もあります。
また、同じサプリを飲んでも、効く人と効かない人がいるのは、よく知られていますが、これらもエモーショナルの要因があると考えられますね。

③インテレクチュアル=知性的・理知的な要因

現代医学といっても 万能ではなく、副作用のリスクなども伴います。
健康に関する知識を深めていくことで、少なくても 治療方法の メリットとデメリットを正しく理解した上で、自分でも納得して判断していくことは大切だと思います。
とかく健康に関しては、知識格差が大きいように思えます。知識により結果が大きく変わってしまうので、日頃から 関心を高めていきたいですね。

④スピリチュアル=精神的・目に見えない領域の要因

ソマチッドには、精神的、思想的な要因が大きく影響することが、統計的な結果としても表れているということです。
簡単には説明できない分野ですが、身体的な要因と同等、もしくはそれ以上に影響する要因であることは知っておきましょうね。

以上、四つの要因、すべてのバランスが大切なことを、ガストン・ネサーンは主張しています。
もちろん根拠は、ソマチッドとの因果関係からきています。

だから、病気になったら医者に任せておけば良いというものでもなく、
例えば、祈っていれば、病気は治るというものでもなく、
適切な治療法、正しい知識、安定した感情などの要素が整うことで、免疫力を最大に高めていけることが、
健康の回復や、健康の維持につながると捉えましょう。

ひとつ確かに言えることは、
日本で主流の西洋医学は、病気の原因となっている細胞を 排除するという治療方法なので、
正常な免疫力を 落としてしまうという犠牲を伴っています。

もちろん、病気になってしまえば、やむを得ないと判断する場合もあると思いますが、
そうであるならば尚更のこと、免疫力を高める努力を 忘れてはいけませんね。

免疫力を上げる方法は、たくさんあり、これをしておけば完璧というものはありませんが、
あくまでも、日々の暮らしの中で、意識を高めていくことが大切です。

免疫力アップの基本は、何かあったらどうするかではなく、
健康な時に、健康を高める努力をし続けていくことだと思います。

つまり 生活の改善が基本です。食事や運動など日々の生活を変えていくことが何より大切ですね。

楽しみながら工夫していくことも必要です。
例えば、海水に足をつけて遊ぶことは、免疫力アップに大きな効果が期待できます。
海で遊べば、太陽の光をたっぷり浴び、綺麗な空気も吸え、適度な運動にもなり、笑顔でストレスも発散できます。
足からデドックスできるともいわれています。まさに最強コンボですね。

もちろん地域による 方法の違いはあるでしょうが、自然にふれる工夫は取り入れていきましょう。

さて 人が 健康を害し、病気になる場合は、必ず原因と結果という 因果関係があるはずです。
例えば、夏の炎天下で水分を摂らずにいたら、熱中症になるというように、原因がわかりやすく、すぐ結果が出るものもあれば、
添加物を取りすぎていたら、いつか体を壊す時が来るといった、後から結果が出るものもあります。

免疫力を高めるためには、日々の積み重ねが影響するので、注意をするというより、意識を変えて 当たり前にしていくことが大切かもしれません。

西洋医学では、物質的な原因しかわからないので、なんで病気になったのかという原因にはあまりこだわらず、
結果に対処することに専念した医学といえるでしょう。

実際に、精神的なものが、免疫低下などの原因になるのは疑いようがありません。
意識と無意識の 認識のズレが、肉体の痛みの原因に なることもあるくらいですから。

このように「原因」にポイントをおいた 健康の知識をつけていくことも大切だと思います。

それでも、原因が全くわからないもの、または、直接的な原因はわかっても、「なぜ、こんなに苦しまなくてはならないのか?」という 根本的な原因がわからないものもたくさんあるはずです。
例えば、生まれた時から健康に問題がある場合など、親のせいといえない場合もありますね。

つまり根本の原因が、過去世にある場合も少なくありません。
過去世の自分の行いが原因となっている、「宿業」に よるものです。

病気に関わらず、人生には、このような試練が訪れるものなので、
生命の仕組みには、より一層の 関心を向けていきたいですね。