真実の意思から生まれる、本物の意志の力

真実の意思から生まれる、本物の意志の力

未来を切り開くのは、自分の外にある 特別な力ではありません。
自分の「内」、無意識の中にある心でもありません。

未来を創るのは、人の意識の上にある、「絶対にやり遂げる!」との強い意志の力です。

この本物の意志の力で、勇気を持って「決断」をするから、無敵なまでの行動を起こすことができ、現実を切り開いていけるのでしょう。

「決断」とは、文字どおり、何かを決めて、何かを断つことです。
大きな決意をする時、何を断てばよいのでしょうか?

それではまずは、「意思」と「意志」の違いを確認しておきましょう。

意思とは、何かをしようとする時の、元となる「心」、という意味があります。
つまり意思とは、頭で考えていることだけとは限らないということですね。

人間には、自分で自覚できる 意識と、自覚が難しい 無意識の領域があります。
意識と無意識は、よく分けて考えられ、まるで層として分かれているかのように、境界線があるようなイメージですが、
実際は、明確な境界線はないと思われます。

自覚がしやすい無意識の心もあれば、
自分では自覚ができない、深い心もあるからです。

私たちの生命は、宇宙生命と同一です。
これは、他人と感じている人も、本来は同じ生命であり、
自分の周りにあると思っている環境、例えば無機物なども、本来は自分と一体なのです。
遥か遠く、決して届かない場所にあると思っている、大宇宙 ですらも、自分の心の中にあることを意味します。

これらは、知識として捉えることはできても、
実感として理解している人など、まず いないと思います。
私たちは神でもなんでもないのですから。

だから「意思」といっても、宇宙生命としての意思から、
より個の人間の、欲に近い意思まであるということです。

言葉にすれば、真実の意思、本物の意思のようにしか表現できませんが、
自分の意識上にある、想いや決意が、宇宙生命の意思と合致した時、
新しい世界を創り、未来を変えるだけの力が働くのだと思います。

ここで大切なのは、
この意思の力は、自然と生まれるものではありません。
あくまで、不完全な人間が、悩み苦しむこともある弱い人間が、
意識上にある想いで、何かを決意するから、大いなる意思が湧き起こってくるのだと思います。

「意志」とは、何かの目標を達成しようとする、積極的な意欲のこと。
「意志」はあくまで、現実の私たちの意識の上に生まれるものです。

どんな目標であっても、簡単に達成できるものではありません。
新しい未来を創り上げるような目標であれば、進むべき道は、決して平坦な道のりではなく、様々な困難が待ち受けているはずです。

ここで、もし他の人の力を求めるような、弱い心があれば、大きな目標など叶えられるはずがありません。

誰かが動いたから自分も動く、
誰かと一緒になら、自分も頑張れる・・・
という心には、他者に守ってもらいたいという心があるはずです。

本物の決意とは、誰がやらなくても自分がやる、という、ひとりで大地に立つ決意です。
その為には、自身の中にある弱い心を断つ必要があるのでしょう。

もちろん大きな目標であればあるほど、一人で叶えられるものではありません。
人間は、一人で生きる生命体ではありません。

本物の意思を持ち、強い意志で立ち上がった者には、
必ず後をついてくる者が現れるはず。

横に並び、共に同じ道を進む、過去世からの永遠のパートナーもいるはずです。

本物であれば、気がついた時には、多くの人々が、後ろについて来ているに違いありません。

現実の世界では、時間差があるように思えることでも、
生命の世界では、一人の本物の意思の力が動いた瞬間、
既に新しい世界は生まれているのです。

THE EMPEROR.【皇帝】

タロットのエンペラーは、
強い意志を固め、「ひとり立つ」と決めた 勇気の証です。
大きな決断をし、何があっても進むと決意した心を示します。
まさに大黒柱となる 理想の父のイメージですね。

エンペラーの逆位置は、
意志が現実の欲に負けており、正しい意思と ずれている状態です。
他者の言葉も聞かず、真実を見ようともせず、独善的になり、まさに裸の王様のようになっているかもしれません。

何かを決めていることには違いがないのですが、
方向がずれていることへの、強い警告として捉えることで、自分の心を改めると良いでしょう。
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タロットには、その時の心の状態が現れるだけなので、
カードを見て心を入れ替えれば、未来はすぐに変えることができます。